今回は日本の社会問題でもある「人口減少の原因」についてです。
最近になって「人口減少」ってよく聞くけれど、「人口が減少している原因」までは知らないという人も多いでしょう。
そこで、今回は意外と知られていない「なぜ、人口が減っているのか?」について、ここに来てくれたあなただけにこっそり教えます。
【歴史】日本の人口の歩み
本テーマの内容
日本の人口の歴史
時代と人口の関係
本テーマを読むメリットはこちら
時代背景と人口に関係があることがわかる
1940年代生まれと1970年代生まれが多い理由がわかる
2000年代生まれが少ない理由がわかる
それでは、日本の人口がどのような歴史をたどってきたのかをみてみましょう。
【 1940’s 第1次ベビーブーム 】
1940年代生まれ 70〜80代が生まれる (僕の祖父母世代)
戦争を終えた兵隊の人たちが帰国しました。
この時、たくさんの子どもを産んだことで「第1次ベビーブーム」となりました。
【 1970’s 第2次ベビーブーム 】
1970年代生まれ 40〜50代が生まれる (僕の両親世代)
第1次ベビーブームで生まれた子どもたちが結婚し、子どもを産む年齢になります。
ベビーブームでこの世代の数が多かったため、この年代に生まれる子どもの数も多くなりました。
これが「第2次ベビーブーム」です。
【 2000’s 第3次ベビーブーム 】
2000年代生まれ 10〜20代が生まれる(僕と同世代)
1次から2次の流れを考えると、次の世代も子どもの数が多くなってもいいものですね。
しかし、僕と同じ世代の2000年代生まれはあまり増えず、第3次ベビーブームは起きませんでした…
「2000年代生まれ」が増えなかった原因
僕は2000年生まれです。
2000年は「2000年ベイビー」といって、例年よりも少しは生まれる数が増えました。
とはいえ、「ほかの世代と比べると2000年代生まれはもっと生まれるはずだったことがわかります。
では、なぜ、2000年代に生まれる数は減ってしまったのでしょうか?
その理由を見ていきましょう
なぜ、第3次ベビーブームは起きなかった?
なぜ、今も人口が減り続けている?
日本の人口が減り続ける「3つの原因」
本テーマの内容
1つ目の理由:「お金」
2つ目の理由:「恋愛」
3つ目の理由:「法律」
本テーマを読むメリットはこちら
日本の人口が減っている原因がわかる
結婚という壁がなぜ高いのかがわかる
子どもを産まない・産めない原因がわかる
1つ目の原因:「お金」
→ バブル崩壊、失われた30年により日本は貧しくなります。
その影響で、共働きや長時間労働をしないと生活が成り立たなくなりました。
そして、「結婚」や「育児」が難しくなり、結婚をしても子どもを産む家庭が減っていきました。
2つ目の原因:「恋愛」
→ 1940年代〜1965年までは「お見合い結婚」というのが主流となっていました。
お見合い結婚とは、「親や周りの紹介で結婚する」というものです。
しかし、1965年を境に「恋愛結婚」が主流となっていき、結婚というのが「しなければならないもの」から「選択肢のひとつ」となりました。
そうして、今のように「自分で結婚相手を選ぶもの」に変わっていきました。
そうなると、当然結婚する人の数が減ります。
3つ目の原因:「法律」
→ 結婚に関する法律の中に「戸籍制度(こせきせいど)」というものがあります。
この古い制度のなごりで、「子どもを産んだら結婚しなければならない」という価値観がいまだにあります。
そのため、結婚をしなくても子どもがいる「婚外子(こんがいし)」の割合はたったの2%となっています。
そんな古い法律や社会の目が「結婚」という壁を高くし、子どもを産まない・産めない原因となっているのです。
まとめ
今回は、「日本の人口が減り続けるたった3つの原因について解説!」というタイトルを下記のテーマにまとめて解説しました。
日本の人口の歩み
日本の人口が減っている3つの原因
人口が減っているの3つの原因
「お金」という経済の悪化
「恋愛」という文化の変化
「法律」という国の仕組みの古さ
以上の3つが大きな原因で日本は「子どもが産みづらい国」になりました。
そして、「子どもを産まれなくなったので人口が減っている」という結果になっていったのです。
以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
【前編】11年連続で人口が減っている日本はどうなる