💴円安ってなに?外国人が日本に来る本当の理由
- 山村 一颯
- 10月13日
- 読了時間: 4分

👋こんにちは!

ファイナンシャルプランナー(FP)として活動している山村一颯です。
「お金の不安に終止符を打つ」をテーマに、SNSやブログで“誰でもわかるお金の話”を発信しています💬
今回は、「円安(えんやす)」について、ニュースで聞いたことはあるけど「よくわからない…」という人向けに、できるだけやさしく説明します😊
💭「円安」ってどういう意味?

まず、「円安」とは日本のお金(円)の価値が下がることをいいます。
たとえば、
昔:1ドル=100円
今:1ドル=150円
この場合、同じ1ドルの商品を買うのに、前より50円も多く払わないといけないということです。
つまり、「日本円」で買える量が減る。これが「円安」です。
📚参照:日本銀行「円高・円安とは?」
🛒円安になるとどうなるの?
ニュースでは「円安が進む」とよく言いますが、実は「良いことと悪いことの両方」があります。
👇
円安の影響 | 内容 | 影響を受ける人 |
❌悪いこと | 輸入品(海外のもの)が高くなる | 一般消費者 |
⭕良いこと | 海外へ輸出する企業はもうかる | 輸出企業 |
🍞悪いこと①:生活費が上がる

日本は多くの「食べ物」や「エネルギー(石油・ガス)」を海外から買っています。
円安になると、それらを買うためのお金(円)が多く必要になります。
たとえば👇
商品 | 値上がりの理由 | 円安の影響 |
パン・ラーメン | 小麦が海外からの輸入品 | 上がる |
牛肉・バター | 飼料や原料が輸入品 | 上がる |
ガソリン | 原油がドル建て | 上がる |
つまり、「海外のものに頼っているものほど、値上がり」してしまうんです。
🏭良い影響②:輸出企業はもうかる

一方で、海外にモノを売っている企業はチャンスです!
たとえば、トヨタのように車を海外で売る場合、1台を「1ドル」で売るとき、円安のときは
たくさんの円がもらえます。
円高(1ドル=100円)→ 100円の売上
円安(1ドル=150円)→ 150円の売上
同じ車を売っても、円安のほうがもうかるという仕組みです💰
📚参照:経済産業省「為替変動と企業収益」レポート
💡じゃあ、私たちはどうすればいいの?

円安そのものを止めることはできませんが、影響を小さくする工夫はできます✨
FPとしておすすめするのは、次の3つです👇
① 海外資産をもつ(ドル・外貨建て)

まず、ドルは「世界で最も使われている世界最強の通貨」です。
そして、円安のとき、日本円の価値は下がりますが、ドル(アメリカのお金)などを持っていれば、逆に増えます。
たとえば、
1ドル=100円のときにドルを買い、円安で1ドル=150円になったら、そのドルを円に戻すだけで50円の得になります💵
この考え方で、日本にいながらでも資産を守ることができます。
【実践】日本にいながら、資産を守る

具体的には、日本円とドルを「1:1の比率」で持っておくことをおすすめします。
シーソーをイメージするとわかりやすいです。
そして、
「円安」になったら→ 「ドル」を使って生活する。
「円高」になったら→ 「円」を使って生活する。
こうすれば、資産は減りませんよね。
📚参考:金融庁「外貨建て資産の基礎知識」
② 外貨で収入を得る(副業・投資)

「円安になる=ドルを持つ人が強い」ので、海外から収入を得る働き方もおすすめです。
たとえば👇
海外企業のリモートワーク
海外の株式・配当
YouTubeなど、ドル払いの広告収入
円安が進むほど、日本円に換えたときの実質の収入が増えるんです。
③ 支出を見直す(インフレ対策)

年金の時も触れましたが、いつの時代も、無駄な支出を減らすのが一番の「守り」です。
見直し項目 | 具体例 |
通信費 | 格安スマホに変更 |
電気代 | 節電+プラン見直し |
食費 | まとめ買い・国産食材を活用 |
こうした工夫で、「円安の打撃」を減らすことができます💪
🌍世界の動きを知って、じぶんを守ろう

円安は、悪いことだけではありません。
ただ、「何も知らないまま」だと損をすることがあります。
だからこそ、
世界の動きを知る
外貨をもつ
支出を見直す
この3つが大切です。
💬さいごに:お金の不安に終止符を。

円安は「世界のお金の力関係」を表すサイン。
日本で働き、日本円だけを持っていると、どうしても影響を受けやすくなります。
でも、知識と行動でカバーできるんです。
今できることから、一歩ずつ始めましょう。
私は、FPとして「お金の不安に終止符を。」を掲げて活動しております。
もし「円安が不安」「自分や家族に合った円安対策を知りたい」という方は、ぜひお気軽に相談ください😊
ご精読いただきありがとうございました。


