私の柔道キャリアは8年間です。
その間、初段(黒帯)を取り、体はもちろん、心や考え方までを鍛えることができました。
また、稽古に参加したり、柔道から学ぶことはたくさんあったので、「自分に子どもができたら教えられたりすればいいな」なんてと思っています。
今回は、柔道キャリア8年の中で学んださまざまなことから、人生に与える影響が大きいと感じたものを3つに絞り、ご紹介します。
基礎体力が身につく
相手への感謝が習慣になる
本当の意味で強くなれる
【一】基礎体力がつく
僕の実体験です。
小学2年生から柔道を始めたことで、運動が習慣となり、
中学から高校までの全国共通スポーツテストでは、学内で上位に入っていました。
例えば、中学では校内3位。高校では校内2位。
これは、柔道で鍛えた基礎体力のおかげだと思います。
柔道では、とくに柔軟性がつきます。
柔軟性があれば、あらゆるスポーツに活かせます。
柔道をやめて、他のスポーツを始めたとしても基礎体力が役に立つでしょう。
【二】相手への感謝と礼儀作法
柔道では、何に対しても感謝することを大切にしています。
今でも、恩師の先生方には感謝しています。
当時の僕からすれば、とてもかっこいい存在で、体や精神が強く、考え方まで武士でした。
今でも憧れの存在で、辛くなった時や苦しい時には、当時の自分や、当時の自分を支えてくれた柔道の師匠の方々や家族、仲間が挑戦する勇気をくれます。
そして、そういった方々への感謝の気持ちを忘れることはありません。
最近では、「そういう若者は珍しいよ!」と言われますが、どんな時代だろうと大切なことだと思います。
③本当の意味で強くなれる
本当に強い人とはどんな人でしょうか?
ケンカが強い人
力がある人
筋肉がある人
すべて違います。
武道では、「力は人を守るために使うもの」と教わります。
むやみに、人を傷つけるために使うものではないのです。
つまり、本当に強い人は、大切なものや自分自身を守るために力を使います。
柔道を通してそれを学び、本当の意味で強くなることができたと感じています。
まとめ
柔道というスポーツは、人によってさまざまな学びがありますが、今回は私が特に「人生の及ぼす影響が大きい」と感じた3つを取り上げ、ご紹介しました。
基礎体力が身につく
相手への感謝が習慣になる
本当の意味で強くなれる
柔道というスポーツは、子どもの成長する上で大切なことが学べるため、「武道を子どもに教えたい」という親も増えてきているらしいです。
実際に、僕の恩師であるフランス人起業家も「子どもには武道を習わせたい」と言っていました。
フランスでは特に人気のようで、柔道をしている人口は日本よりも多いみたいです。
(2024年8月時点で、フランスの柔道人口は約56万人~80万人と推定されており、日本の約4倍から5倍の人口です。)
最後に
苦しくて逃げ出したい時。
相手に勝てないと感じた時。
自分に負けそうになった時。
今でもあの頃の記憶が僕を助けてくれます。
そして、挑戦させてくれます。
「負けるな。自分に。」
そんなんですよね。
本当の敵は、自分なんです。
昨日の自分を1ミリでも越える。
そう意識すれば、自然と成長します。
自然と他人が気にならなくなり、自分の芯で生きられます。
柔道とは、僕の人生の基盤となる体験でした。
そして、それは今も私の中で生き続けているのを感じています。
以上です。
ご精読いただき、ありがとうございました。